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2011-05-24(火)釜石市 機械修理業(個人)宅のがれき撤去作業
2日目 道の駅 遠野風の丘の朝
昼食のおにぎりを買って、ふれあいネットへ。

折角なので、いろいろなところへ行ってみたく、今日は釜石を希望。
まごころネットへの支援依頼が複数ある為、当日 個人が行きたいところへ並び、
人数が合えば、そのままそこへ向かう形式をとっている。
その中で7,8人のグループをつくり、班長を決め作業を行う。
遠野駅からJRで釜石駅へ(約1時間)。

知らなかったが、ここにはワンマンバスならずワンマン列車があった。

列車から見た外の風景。 実にいいところだ。

釜石社会福祉協議会の応援として、参加。

70過ぎた気の優しい方の個人工場(機械修理業)の瓦礫撤去。
いろいろとご本人とお話をしてみると、もう、諦めて引退しようかと思っていたのだが、
周りから修理の依頼を頼まれ、皆のために頑張ろうと決めたとのこと。
釜石消防署の隣に位置し、揺れている最中から「大津波警報」が鳴っていたとのこと。
また、ご本人はチリ沖地震で30cmほど浸かった経験があり
すぐに、避難したとのこと。しかし、近所の方で3,4名は亡くなっているとのこと。
場所
もともとは2階建てだったそうだが、危険の為 行政で取り壊し。
残った瓦礫の撤去作業を行った。
写真の向こう側が海側。
津波の高さは、2階の床あたりまで。
左隣は釜石消防署。消防車がすぐ浮き出したとのこと。

作業中間状況(1枚目の写真の裏側から撮った写真)

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VPS我々に気を使ってくれて、休憩ごとにジュースを買ってきてくれる。
この惨事を目の前にして、気を使って頂けるのが苦痛に感じてしまう。
近くにサメに関係した工場?があったらしく、何匹か60cm位のサメが埋まっていた。
腐敗し、ウジが湧き猛烈な悪臭。まだ、手について匂いが落ちない。
作業は本日では終わらず。 ボランティアはまだまだ多数必要な状況です。
写真はご本人の許可を得て撮影したものです。
他のボランティア活動地域で来ていた女性が、キリで刺されたニュースがありました。
ひょっとすると、片づけ時に依頼者の気持ちを害する言動、行動によるものかも
しれないと、ボランティアセンターが方がくれぐれ言動、行動は注意をするよう
言っていましたが、この現場を見ると刺した方の気持ちもわからないではない。
ケラケラ雑談でもしながら作業されては、片づけは進んでも来てほしくないと思う。
近くの釜石保育園木材(丸太)の保管場所があった為、流れだし これが各家屋に突っ込み破壊して
いったとのこと

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VPS現場の北側の商店街通り。まだ、信号はついていない。

この右手に火力発電所があり、その燃料の石炭のをカバー掛けしてある山。

写真ではわからないが、緑のカバーの上にネットが張られているので、それを蔦って
多くの人が駆け上り、助かったとのこと。
遠くに見えるのが、高さ48.5mの「釜石大観音」。 何を思って見ていたのだろう。
海側の映像[
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VPS
焦らずに長い目で、一歩づつ復興に向けて進むしかない。
いろいろと感じることが多く、今はまだ、ちょっと頭が混乱ぎみ。
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