2011-11-11(金) 雨
岐阜/白川郷
124km(81741-81617)クリックで拡大
6:15 起床。まだ真っ暗。
気温14,5度 しとしと雨。
道の駅 白川郷。
9時まで雨で予定を修正作業 と 朝食
白川郷へ。 宿泊した場所から5分程の距離。
9:15
白川郷着
雨の平日(金曜日)でも、観光バスが10台ほど来ていた
中には中国人団体のツアー車も。
ますは トイレで用を足してと・・・。 なかなか雰囲気を重視した造りで関心。
「庄川」に架かる「であい橋」を渡って集落へ。
幸い雨は小雨。
モヤがいい雰囲気を出してくれていた。
典型的な合掌作りの家。 美しい。 建築美。
基本的に
一階(四角部分)と
2階から上(三角部分)は
別体構造になっていいて
上に重さを頼りに乗っている状態とのこと。(もちろん左右前後には動かない構造にしてある)
ここでは南北方向に風が吹く為、すべての家は風が通るように
南北に建ててあるそれから、
風通しの邪魔にならないよう近くの家は少し東西にずらして建ててあるそうです。
鳥の種類はわからないが、この辺を縄張りにしているのかな。
和田家 この地域では最も古い建物。
昔の人も、同じ景色を見ていたのだろうなぁ
柿の未が一杯できれいだったが、写真ではわかりにくい。
神谷家 中に入って見学をしてきた。
一階、中二階、二階 、三階、4階
外観
屋根の葺き替え記録
平成20年 3月東側,4月西側
昭和57年 東側
昭和49年 西側
昭和 7年 東西
よって、この写真は葺き替えてから3年6か月たっていることになる
柱、梁は江戸時代のものとのこと。
玄関の土間
1階
今でも毎日 囲炉裏に薪をたいて虫に食われにくいようにしているとのこと。
曲梁 雪の重みで根元がまがって育った木を使用している
奥地から 夏は川を流し、冬は雪の上を滑らせながら 切り出してきたらしい。
中2階 ここにもの曲梁
火に弱いことから、ここからも火の番ができるように窓が開いている
2階 梁を角に加工してある家はこの地域では神谷家だけとのこと。
建築に宮大工を住み込みで雇って10年かかっているとのこと。
見難いが縄がずれてこないように竹ピンを打っている。
けやきの臼(500年もの)
外周の三角の彫があることにより、亀裂が入らないとのこと。
面白かったのが、1階の囲炉裏の脇に置いたという「猫の家」。
この地域ならではの猫への思いやりがうかがえる。
3階 養蚕をしていたところ。ここから煙が上がってくる。 煙で目が痛くなってきた。
虫よけの煙だが、 蚕も息苦しくなかったのだろうか?
養蚕具
4階へ 物置
横のすだれ状のものは葦簀(ヨシズ)
その向こう側に茅(カヤ)。 この地域では確保できず御殿場の茅場から持ってきているそうです。
マンサクの木や蔓を1年水につけ結び部になる部分をなめして縛っている。
その他、
火薬つくりの話もいろいろ聞きましたが、新聞記事の方が正確かと思うので
載せておきます。
(クリックで拡大)

神田家の見学終了
長瀬家
2001年だったかな? NHKが葺き替え作業を1年間取材した番組が放映された家
お土産 試食を頂いたら、まるで牛肉みたかったので購入
本日は 雨の為 あとは移動のみ。
北へ向かい金沢を通り、南西へもどる道。

道の駅 しらやまさんにて遅すぎる昼食。
また、ラーメンを食ってしまった。
ここの謳い文句は、とろとろチャーシュー。 ¥630
ここもおいしいのだが、感じたのはコク(香、後味)は高山の「つづみひ」さんの方が芳醇。
やっぱり高山のラーメンはうまいのかなぁ?

風呂へ向かう途中。 たなびくモヤ? 霧? 霞?が神秘的。
風呂 バードハミング鳥越 ¥370
ここは総合施設でテニスコートもあった。
風呂を出た時には暗くなり始めていた。
本来 明るいうちに宿泊地に着きたかったのだが、白川郷でゆっくりしすぎた。
道の駅 木場潟で宿泊しようとしていたが、トラックの大群が皆、アイドリングしている。
おそらく一晩中かけっぱなしなんで とでもじゃないが ここに宿泊する気にはなれない。
別の場所探し。
幸い近くに
木場潟公園があり、広大な駐車場があったので、ここに宿泊地を決める。
ブログ更新作業をしていたら、もう11時。 疲れてしまった。
明日からは天気が回復しそうなので楽しめそう。
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